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治療院が差別化できていないと感じたときの分析手法を紹介

治療院が差別化できていないと感じたときの分析手法を紹介

東京や大阪といった都会では整骨院がかなり多くなっており、競争が激化しています。
そうなると患者さんにはどこも同じに見えてしまい、広告予算がある治療院に患者さんが流れてしまいやすくなってしまいます。

この記事では、あなたの治療院が差別化できていないと感じた時に考えるべきことを紹介します。

整骨院が多い都道府県とは?

まずはデータから見てみます。

全国で整骨院が多い都道府県は大阪府ですね。次いで東京、埼玉となっています。

都道府県

施術所数

増減数

増減率

大阪

6,756

-226

-3.2%

東京

6,186

25

0.4%

埼玉

3,030

37

1.2%

神奈川

2,846

68

2.4%

兵庫

2,459

103

4.4%

柔道整復師 施術所に関する統計(令和2年度-令和4年度)(全国柔整鍼灸協同組合)

ここで見るべきは増減率です。東京は増減数が横ばいなのに比べ、大阪では新規出店より閉店数の方が多くなっています。すでに厳しい状況ですね。

神奈川県、兵庫県では新規出店の割合が増えており、より競争が激化していくと思われます。

ちなみに島根県では増減率が -9.3% となっていますが、元々の店舗数が少ないため経営不振による閉店が多いとは言い切れず、引退といったことも考えられるかもしれません。

なんにせよ都会などではライバル院との差別化が必要であることがわかります。

SWOT 分析で見つめ直す

ライバル院がひしめく中でどのポジションで戦っていくのかを考える必要があります。

そのような時によく使われるのが SWOT 分析です。

  • Strength(強み)
  • Weakness(弱み)
  • Opportunity(機会)
  • Threat(脅威)

この 4 つの要素に整理し分析しやすいようにしたマーケティングフレームワークです。

プラス要因

マイナス要因

内部環境

Strength(強み)

Weakness(弱み)

外部環境

Opportunity(機会)

Threat(脅威)

なんとなく行き当たりばったりで経営をするよりも、内部環境、外部環境、自社の強み、弱みで分けることで次の展開を考えたり、どこに力を入れるべきかを考えたりすることができます。

内部環境を考える

強みの分析

まずは自社にどのような強みがあるのか考えましょう。

例)

  • 立地がいい
  • 腰痛の技術に特化している
  • 長年運営していて認知されている

弱みの分析

次に自社内でどのような点が弱みなのかを考えましょう。

例)

  • 家賃が高い(商品価格が高い)
  • 幅広い技術に対応していない
  • 景観化している

弱みについては他の人に聞いてみることが効果的ですが、「感情に振り回されない」ことが重要です。

あくまで従業員が不満を持っていることではなく、患者さんにとって弱みとなる点はなにか、というフラットな目線が大切です。

外部環境を考える

機会の分析

他社が持っていないけれど、自社が持っていることなどが参考になります。

例)

  • 駅近の路面店で目につきやすい
  • 腰痛施術に強い競合店がない
  • 活用できるリストを多く持っている

機会を考えることでどのポジションで戦っていくのかを見つけやすくなります。

脅威の分析

業界全体や他社の動向などから脅威となりうることを見つけます。

  • 地域に大手が参入してきている
  • 業界が縮小してきている
  • 近隣に競合店が出店した

脅威を見つけ、今後どう動いていくかを考えておくことでリスクに備えることができます。

SWOT 分析ができたらクロス SWOT 分析に取り組む

内部環境・外部環境が見えてきたところで、それらをかけあわせて戦略を練ります。

強み

弱み

機会

強み × 機会

弱み × 機会

脅威

強み × 脅威

弱み × 脅威

強み × 機会

自社の強みと機会から考えられる積極的に取るべき戦略を考えます。

例)外観で腰痛に特化していることをアピールする

弱み × 機会

弱みを改善すれば効果が見込めるところを考えます。

例)大きく外観をリニューアルして再認識してもらう

強み × 脅威

自社の強みから脅威を避けるための方法を考えます。

例)大手にできない細やかなサービスを提供する

弱み × 脅威

自社の弱みと興味から、避けるべき戦略を考えます。

例)幅広いメニューは導入しない

自社を内部・外部から見つめ直してみる

この記事ではマーケティングフレームワークである SWOT 分析、クロス SWOT 分析を紹介しました。
こういったフレームワークに当てはめて考えることで客観的に戦略を考えることができます。

重要なポイントとしては主観や感情を中心にしないことです。

ぜひこのような分析を活用してライバル院との差別化戦略を考えましょう。

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