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店舗経営における的確な目標設定・管理のしかたとは?

店舗経営における的確な目標設定・管理のしかたとは?

店舗を経営する上で、売上などの目標を設定することは必須です。

しかしその目標設定の基準が曖昧だという方も多いでしょう。
この記事では店舗経営について的確に目標設定をするための一例である OKR について紹介します。

OKR とは

OKR とは、「Objectives and Key Results」の略称です。
Objectives は達成目標を指し、Key Results は主要な成果を指します。

ただ単に数字を設定して追うわけではなく、企業が目指すべき目標から落とし込んで事業や個人ごとの数値設定をすることが特徴です。

Google, Facebook などの有名企業が導入しており、日本でも花王やメルカリといった企業が OKR を導入して大きく成長しています。

数値ベースの目標設定

売上目標

1,000 万円

OKR での目標設定

OKR では企業が実現すべき目標に対して、どれぐらいの数値を達成すればいいのかといった観点で運用します。

例)

Objective

地域の人の健康を一段階進めるべく貢献する

Key Results 1

売上:1,000 万円

Key Results 2

満足度:4.0

Key Results 3

月間新規数:100 人

また、OKR では「容易には達成できない高い目標」を掲げることが基本です。
達成率は 60〜70% が理想とされており、通常どおりに運営していれば 60〜70 万円の売上であるならば 100 万円を目指すのが理想の設定となります。

激しい企業競争の中で、社員一同が企業の目指すべき世界の実現に向けて、全社員で目標を共有して仕事に取り組めるようにすることが目的です。

OKR を導入するメリット

企業やチームがどこに向かっているのかを共有できる

Objective を設定することで、企業やチームがどのようなことを実現しようとしているのかを共有することができます。

同じ志を持っている、共有できる人同士で仕事をすることでより大きな成果を上げやすくなります。

社員のモチベーションを向上させられる

企業の目標を共有することにより、社員一人ひとりが何に取り組むべきなのかが明確になります。
暗闇の中で手探りで仕事をするよりも、取り組むべきことが明確になることで社員のモチベーションが向上しやすくなります。

行き当たりばったりの仕事からステップアップできる

企業の OKR, チームの OKR, 個人の OKR とそれぞれに切り分けて落とし込んでいくことで、一人ひとりが取り組むべきことが明確になります。

何をするべきかがハッキリするため、生産性向上が見込めます。

OKR 導入のステップ

企業の OKR を設定する

主に企業のミッションとなる部分です。どういった世界を実現すべく企業は運営しているのかといったことから Objectives を設定します。
注意点としては Objectives は数値のような定量的なものではなく、定性的なものを設定することです。

「地域の人の健康を一段階向上させる」などです。

Objectives を設定できたら、それを達成するためにどういった数値が必要なのかを決めます。

例えば売上 1,000 万円を達成したら地域の人の健康を一段階向上させられたとみなすといった形です。

例)

Objectives

Key Results

地域の人の健康を一段階向上させる

売上:1,000 万円

満足度:4.0 以上

チームの OKR を設定する

次にチームごとに落とし込んでいきます。
もし一店舗のみの経営であればここはスキップしても構いません。

二店舗以上あるなどであれば、それぞれのフェーズごとに設定します。

例)

店舗

Objectives

Key Results

A 店(3 年目)

来てもらっている人にさらに喜んでもらう

売上:700 万円

一人あたりの月来店数:4 回

B 店(1 年目)

新しく知ってもらい喜んでもらう人を増やす

売上:300 万円

月間新規数:50 人

個人の OKR を設定する

チームでしたことと同じように個人に落とし込んでいきます。

店舗

個人

Objective

Key Results

A 店

C さん

整体の魅力を知ってもらう

売上:400 万円

施術人数:800 人

D さん

鍼灸の魅力を知ってもらう

売上:300 万円

施術人数:600 人

このように、企業・チーム・個人ごとに目標を設定することでどこに向かっているのか、何をするべきかが明確になります。

3 ヶ月程度で達成度を図ることが重要

OKR 運用には振り返りが必須です。目安としては 3 ヶ月程度で振り返ります。

例)

Objective

Key Results

実績

達成度

地域の人の健康を一段階向上させる

売上:1,000 万円

650 万円

65%

100% に近ければ立てた目標が低すぎたのではないか、逆に40% などであれば目標が高すぎたのではないかといったように評価します。

目標を調整する必要があるのか、行動量が足りなかったのか、行動の質がよくなかったのかなどを確認し、次期の OKR を設定します。

企業の成長には的確な目標設定が重要

この記事では多くの企業が取り入れている OKR について解説しました。

漠然と数値目標を設定するのではなく、企業の目標から切り分けて一人ひとりにまで落とし込むことで、それぞれが本質的な仕事に取り組むことがしやすくなります。

OKR を運用していく中で、最初はうまくいかないことも出てきますが、一つ一つ改善することで企業の成長につなげることができるでしょう。

この記事が目標設定・管理のお役に立てば嬉しいです。

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